こんにちは、 マリッジピア という屋号でエンジニア専門の結婚相談所をやっている「くろまめ」です。私自身も結婚相談所で61人とお見合いし、お相手が見付かり結婚しています。過去に婚活をしていたり、結婚相談所をやっていると婚活している方からの話を聞く機会がよくあります。
私自身、現役のエンジニアのため婚活しているエンジニアの話を聞く機会が多いです。
今回は、エンジニアの婚活男性が「エンジニアが結婚相談所に入った方がよいのか」力説していたため、その主張について整理します。
エンジニアの特徴と環境
エンジニアではない方は想像が付きにくいと思いますので、先に実際のエンジニアの特徴や就業環境はどのようなものなのかをお話ししたいと思います。
ステータス
エンジニアの方はステータスが高い方が多いです。
理系出身者が多いのもあり、大学院を卒業し、一流企業に勤めている方が多くいます。
IT業界は他の業界と比べて給料が高いこともあり、エンジニアの方は学歴、年収、所属企業どれをとってもステータスが高い方が多い傾向にあります。
働き方
エンジニアが働くIT企業ではフルリモートやフルフレックスといった勤務体系が整備されていることが多く、他の職種と比べてかなり自由に働くことができます。
実際に私の所属している企業もフルリモート、フルフレックスの環境でありこの働き方は他の職種では実現不可能だと感じています。
恋愛経験
エンジニアには恋愛経験が少ない人が多いです。
大学は女性の少ない理系学部出身で、会社にも女性がほとんどいない環境で過ごしているので恋愛経験は他の職種と比べて乏しい傾向にあります。
エンジニアは結婚相談所に入るべき
エンジニアの方の特徴は理解していただけたと思いますが、なぜエンジニアの方に結婚相談所をお勧めするかをこちらで説明したいと思います。
エンジニアのステータスは結婚相談所で有利だから
結婚相談所では普通の恋愛と異なり結婚するのが前提のため
”条件”が婚活の成功に大きく絡んできます。
条件は色々とありますが、結婚相談所の場合以下の順番でその条件が良ければ良いほど成婚がしやすくなります。
①:年齢
②:年収
③:身長
④:学歴
エンジニアの方は重要な条件である年収、学歴が高いことが多く婚活市場では一般の男性より成婚がしやすい傾向にあります。
この重要条件の項目が複数高い人は結婚相談所でもかなり少なく、エンジニアのようなステータスを持つ方は全体の30%にも達しません。
エンジニアの働き方の需要が高まっているから
エンジニアの方は多くの方がリモート、フレックスのような働き方をされていますが実は今、この働き方が多くの女性に求められています。
今結婚相談所にいる多くの女性は昔のように専業主婦希望といった女性は少なく、基本的にキャリアを持って働いてる方がほとんどです。
このような女性は相手の男性の移住地に合わせて移動したり、子供が生まれたときに夫に育児を頼れず、キャリアが断絶することを恐れている方が非常に多いです。
通常の男性の働き方は女性に対して負担をかけることが多いですが、エンジニアのような柔軟な働き方であれば女性の負担を和らげることができるためキャリアを持っている女性にとってエンジニアの働き方はとても魅力的に映るのです。
結婚相談所の女性は恋愛経験を重視しないから
結婚相談所は基本的に”結婚”を目的とした場所なのであまり恋愛経験は重視されません。
それよりも最初に話したステータスや働き方、人柄といった点がもっとも重要視されます。
マッチングアプリのようなオープンな恋愛市場では恋愛要素が強く、女性を口説き、惚れさせるような恋愛テクニックが必要とされているので恋愛経験が少ない方にとってはかなり過酷な場所ですが、結婚相談所では恋愛的な要素はそこまで必要とされていないため恋愛経験がない方でも十分に結婚できる可能性があります。
婚活男性の言葉
システムエンジニアは高いステータスや自由な働き方で結婚相談所にいる他の男性より有利であり、また、結婚相談所であれば恋愛経験が重視されないため恋愛経験が少ないシステムエンジニアでも不利にならないため成婚がしやすいというお話をしました。
今システムエンジニアの方でマッチングアプリなどを利用して婚活をしていて苦戦している方はぜひ結婚相談所に入ってみてください。
自分の有利な点を生かしながらも不利になることなく活動ができるため、苦戦している方でもすんなり成婚ができると思います。
仲人の考え
「どこかで見たり聞いたりしたことがあるような主張だなぁ」と思いながら聞いていました。私のまわりにいる結婚相談所で相手を見付けたエンジニアの知り合い、マリッジピアの会員という観測範囲からは上記が有利に働いているとは思えませんでした。
知り合い、真剣交際に進んだ会員、成婚退会した会員、そのお相手みんな口を揃えて「何度合っても話が尽きなかった」「合うのが楽しみだった」「また話をしたいなという熱量がずっと続いた」など、相手のステータスを重要視している感じがなく、上記の内容が私にはピンときませんでした。またステータスとして書かれていることを満たしている会員が仮交際のデート2回目で交際終了する状況を何度も見てきたり、真剣交際間近かと思った矢先に交際終了を告げられる状況を見てきた身としては、フィーリングや価値観といったところが最終的な判断材料なのではないかと思っています。
一点、恋愛経験が無くても、少なくても、あっても仮交際は成立するし、真剣交際は成立するし、成婚退会しているなと仲人をやっていて感じます。マッチングアプリに恋愛テクニックが必要であるかは私にはわかりませんが、結婚相談所に恋愛経験が絶対に必要かと言われると、そうではないのではないかと結婚相談所で婚活した知り合いや仲人として会員を見ていて思います。
まとめ
ネットには結婚相談所での婚活に関連する様々な内容が溢れかえっていて、その中に人の不安を煽るような内容も沢山あり、婚活男性の主張にも同じような雰囲気を感じました。有利だからエンジニアは結婚相談所で婚活すべきなのではなく、自分のイメージする未来の中に結婚生活というのがあり、それを実現する手段として結婚相談所を利用するのではないかと私は考えています。結婚相談所はあくまでも手段であり、目的ではないということをお伝えしたいです。
婚活の一歩を踏み出したいエンジニアのために
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