婚活インタビュー

「婚活疲れの原因と対処法」婚活男性に聞いてみました

こんにちは、 マリッジピア という屋号でエンジニア専門の結婚相談所をやっている「くろまめ」です。私自身も結婚相談所で61人とお見合いし、お相手が見付かり結婚しています。過去に婚活をしていたり、結婚相談所をやっていると婚活している方からの話を聞く機会がよくあります。

今回は、よく相談を受ける「婚活に疲れた」いわゆる「婚活疲れ」の内容について、婚活男性の話から「なぜ婚活疲れに陥ってしまうのか」を整理し、「私はどのように対処していたのか」書いていきます。婚活疲れへの対処として参考にしてください。

今回の記事で学べること
  1. なぜ婚活が疲れるのか
  2. どうしたら婚活疲れから抜け出せるのか
 

婚活が疲れる原因

 
なぜ婚活は疲れるのでしょうか。婚活男性からよく聞く「婚活疲れ」を整理します。

1. 短期間で価値観や属性の違う人と沢山あう必要があるから

婚活ではお見合いを通して交際を始めますが、お見合いからの交際率は30%程度と低いため数人交際する人を確保するだけでも10人以上に会う必要があります。
 
さらにお見合いをする相手は赤の他人であり自分と価値観や属性が異なることも多々あります。
 
年齢を重ねてくると同じような属性や価値観を持っている人との付き合いばかりになるためこのような赤の他人と接触する機会はほとんどありません。
 
結婚相談所には保守的な方が多いので自分と異なる価値観や属性を持っているとの出会いを楽しめる方は稀で、大多数人達にとってはそのような方達と会うこと自体がストレスになるため婚活疲れが起こるのではないかと考えます。
 

2. 常に決断をし続けなければならないから

婚活では、見知らぬ出会いからはじまり、仮交際に進むのか、仮交際を続けるのか、真剣交際に進むのか、成婚退会に進むのかを判断し続けなければなりません。 婚活では、沢山の相手と出会うことになるため、判断しなければならない数もそれだけ多くなります。 人にとって判断し続けることはストレスであるため婚活疲れが起こると考えます。

3. 自分の結婚に対する熱意とのギャップがあるから

結婚相談所は真剣に短期間で結婚をしたいと思っている方が登録する場所と思ってましたが、実際に活動してみると 大多数の女性は「自分が好きになれて結婚が考えられる素敵な人に会えたら結婚してもいいかな」ぐらいの気持ちしかなく、 交際においても月1回しか会わない、全くLINEを返事しないといった態度の人が多く、自分とお相手の熱量のギャップに疲弊しているように感じました。

4. 相手が何を考えているか分からないから

婚活では相手が初めて会う方ということもあって、仮交際に進めても相手が自分にどような気持ちを持っているのか分からないことが多々あり、特に仮交際はちょっとしたことでお断りされることも多く、常に相手がどのように思っているかが気になっていました。 常に頭の片隅に婚活があり、それが自分にとっては多大なストレスだったそうです。

5. 感情が激しく動く

婚活では上手くいってきたと思ったら次の日にお断りされたり、好きになれそうだなと好印象を抱いていたら小さな理由でお断りをされるということがよくあり、このようなことが続くと自分の何が悪いのか自問自答してしまい、自分の感情の振れ幅がストレスとなってしまいたそうです。

婚活疲れから抜け出す方法

「婚活疲れ」を相談される婚活男性と結婚相談所で婚活していたときの私のマインドの違いを感じました。そもそも私は出会いをわりと楽しんでいました。私がどのようなマインドで婚活していたかを知ることで、「婚活疲れ」にどう対処するのかの参考にしてみてください。

1. 判断基準を決めておく

色々な思考を巡らせて考えて決断を行うと精神的に大きな負担がかかるため先に判断基準を決めて機械的に決断を行っていました。 例えば会話していて楽しくない人は嫌というのであれば、それを自分の中でルールとし、次のステップに進むのかを判断します。 お見合い、仮交際で自分が受け付けられない人のルールを設定しておき、ルールに沿って機械的に判断することで思考して決断することによる負担を減らしていました。

2. お相手に過度な期待をしない

婚活男性のように「結婚相談所は真剣に短期間で結婚をしたいと思っている方が登録する場所」という期待がそもそも私にはありませんでした。婚活男性のような期待がなかったので出会ったお相手の立ち振舞いに憤ることもなく、熱量の違いという点においてストレスを感じることはなかったです。出会ったお相手全員と結婚の可能性があるとは思っておらず、自分と向き合ってくれるお相手が一人いればよいと考えていました。

3. 答えの出ないことに思考を巡らせない

婚活は自分だけではなくお相手ありきの活動のため、考えても答えがでないことも多くあります。 お見合い、仮交際でのお断りの理由が曖昧であったり、自分が納得できないことはあるとは思いますが、ただそのお相手とはご縁がなかっただけです。 結局いくら考えたところで自分はお相手ではないため本当の理由はわからないし、悶々と考えていても精神的な負担が増すだけだと考えています。私は「この方とはご縁がなかったんだな」と考え、次の出会いに切り替えるようにしていました。

4. 婚活一辺倒にしない

当時の私は「半年間は全力で婚活にコミットする」と決意し、毎月10名くらいとお見合いしつつ常に3人くらいと仮交際しているような状況でしたが、その中でも自分の趣味の活動や気の合う仲間との飲み会への参加はしていました。婚活一辺倒だとおそらく私も疲れていたでしょう。私の周りの婚活をして結婚した人も、焦らず自分の趣味の活動を楽しみながら結婚相談所で活動し、相手を見つけて結婚していきました。婚活男性は婚活一辺倒になっていたことによるストレスもありそうに感じました。婚活一辺倒にせずストレスを発散させる行動は大事だと考えています。

まとめ

お話を聞いた婚活男性の行動やマインドは「婚活疲れ」を引き起しやすいということを理解していただけたのではないかと思います。婚活男性からの聞き取りにて、多くの方が婚活はできるだけ沢山行動してすぐに相手を見つける活動だと考えてそうな印象を受けました。私は、自分の無理のないペースで行動しながら良いなと思えるお相手を探す旅であると考えています。婚活を続けていると上手くいなかないこともあり、焦ることもありますが焦らずじっくりと自分のペースで取り組むことが大事です。

婚活の一歩を踏み出したいエンジニアのために

婚活のリアルをより詳しく知りたい方は、くろまめ著の「婚活を支えた技術」を読みましょう。婚活のリアルを知り婚活の検討をはじめたエンジニアは、くろまめの運営するエンジニア専門の結婚相談所 マリッジピア まで問い合わせください。

 

ABOUT ME
くろまめ@エンジニア仲人
2017年にゼクシィ縁結びエージェントで婚活し、半年で61人とお見合いし成婚退会しました。現役のエンジニアです。出会いのない私と同じような境遇のエンジニアに出会いを提供したいという思いから、エンジニアに特化した結婚相談所を「マリッジピア」という屋号でやっています。 「マリッジピア」の LINE 公式アカウントからお気軽にお問い合わせください。 関東にあるエンジニア専門の結婚相談所ならマリッジピア