以前の記事で紹介したようにくろまめの運営しているエンジニア専門の結婚相談所「マリッジピア」に入会した37歳インフラエンジニアの男性Hさんが成婚退会しました。
この記事は、入会後に H さんに対して行ったお見合い前にお見合いの1時間をどう過ごすかをサポートした記録になります。
面談のセッティング
以前の記事でHさんのお見合申し込みについて書きましたが、Hさんは婚活をはじめた最初の月に100件のお見合いを申し込み、お見合いが成立したのは1件でした。
成立した1件のお見合いが近づいてきたので「週末に予定しているお見合いではお相手とどのようなことを話して1時間を楽しくすごしたいと考えていますか？」と H さんに聞いてみたところ「特になにも考えていない」という返事がきました。
私は、お見合いの前にプロフィールを読み込みどのような会話を準備しているだろうと思っていましたが、 H さんからは全くそのような様子がないことに対して「これはまずい」と思いサポートコース会員ということもあり面談をセッティングしました。
面談前に H さんにはお相手のプロフィールに目を通し、「当日どのような話をして1時間を楽しくすごしたいか」をテキストに起こしてもらい、面談ではテキストに起こした内容をベースにどのようなお話をするかの認識を合わせました。
同時に H さんはそもそもお見合いを100件申し込み1件のお見合い成立という貴重なお見合いの機会の大事さを理解していない様子があったため、最初に「マリッジピア」で用意しているお見合いの心構えについて説明しました。
お見合いの心構え
面談の中で H さんにはお見合いの心構えを説明しました。この心構えは婚活する全ての人が心に留めておく必要のあるものです。
準備
その場の瞬発力だけで会話できる人はそういないので前もって準備をする
仕事で自分が話す会議などに準備をしないで挑んでいる方はそういないはずです。お見合いの準備もそれと同じく準備が必要です。私は、あなたが無料相談を申し込み事前アンケートの回答がきたときに、アンケートの内容を読み込んで、どのような会話をしようか組み立て当日に臨んでいました。なぜか婚活のお見合いとなると何の準備もせずお見合いに挑戦する人が結構な割合でいます。その場の瞬発力で会話できる人はそういません。
私も婚活している時はお見合いの前に相手のプロフィールを読み込みどのような話をしようか組み立て当日に臨んでいました。相手のプロフィールを知らなければ相手に話題を振る質問もできません。
婚活では、プロフィールという事前にお相手のことを知ることができる情報があるので、存分に活用し、どのような話をするか準備しましょう。
どのような話をして相手と1時間楽しく過ごすかを考える
結婚相談所は短い期間で沢山のお相手と出会う仕組みのため、お見合いが流れ作業になってしまいがちです。お見合いは一期一会の貴重な機会であり、自分がお見合いを楽しめないとお相手との会話を楽しむことは難しいと私は思っています。お相手との会話を楽しめないとそれが苦痛となり消耗していき、婚活をやめる要因にもなりえると私は考えています。お見合いの前に「お相手と一時間をどう楽しく過ごすか」を念頭に置いてプロフィールから当日どのようなお話をするかを考え、準備しましょう。
お相手との話題を3つ準備する
お相手のプロフィールに書かれている内容を全て聞けるほど一時間のお見合いは長くはないです。カンペを見ながらのお見合いはできないので、よほど記憶力がよくない限りはお相手と話したい内容を３つ準備し、そこを中心に話すようにしましょう。
実践
自分が話を広げられそうにない内容はこちらからは話題として振らない
お相手のプロフィールに書かれている内容の全てを話題として振れるほど一時間のお見合いは長くはないです。お相手が自ら話してくるぶんにはよいですが、自分が広げられそうにない話題を無理してお相手に振る必要はないです。相手のプロフィールに書かれている内容で自分が話しを広げられそうな内容を振るようにしましょう。
準備が実を結ばなかったとしてもすぐにはめげない
お見合いではいくら準備しても交際に繋がらないことの方が多いです。転職の面接と同じで、準備しても落ちるときは落ちます。「交際に繋がらないじゃないか」と投げやりにになりお見合いの準備をしなくなったなった結果、交際を逃してしまうというのは最悪の状況です。お見合いの準備が交際という結果に繋がらない状況が続いたとしても、すぐにはめげないでください。「婚活を支えた技術」を読み返せば「すぐにめげない」ことを感じてもらえるはずです。
おわりに
H さんとは1時間ほど面談を実施し、お見合いの心構えを確認し一緒に会話内容を計画しました。このお見合いは仮交際に繋がりませんでしたが、会員からは「お見合いでは、お相手と楽しくお話することができました」と連絡がきました。
これ以降、お見合いの準備の面談はしていませんが、お見合いの前に「面談のした時のようにどのような話をして、相手と1時間どうすごすかを考えておいてくださいね」と連絡すると準備した話題の内容の返事が H さんからきていたので、私との面談内容を H さんなりに咀嚼してお見合いに臨んでいる印象を受けました。
またお見合いの準備にもなれてきたのか婚活を始めて2ヶ月後にはお見合いが連続して交際に繋がったりと、お見合いの準備が確実に身を結んでそうだと感じました。
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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
