マリッジピアでの会員とのやり取りにて上位を占める内容になります。婚活前にインプットし、咀嚼してください。会員として仲人とどのように連携する必要があるのか、自分は婚活にてどのように行動する必要がありそうかを仲人と目線を合わせるためにも利用します。

自分に合うなと思える人を探す場所

お見合いしたお相手全員と波長が合うということは絶対にないです。合わないなと感じる出会いは絶対にあります。結婚することが目的ではなく、自分が思い描く生活を実現するために結婚があり、婚活という手段を使うのだと考えています。無理に相手に合わせる必要も、気を引くために自分を押し殺す必要もありません。

成婚退会から結婚に至ったマリッジピアの会員、私の友人、知り合い、私を含め「自分に合うなと思えたし、相手も同じ気持だった」という共通点があることがわかっています。婚活業界のインフルエンサーが言いがちな「女性にモテる How Tow」を実践することに躍起になるのではなく、自分に合うなと思える出会いを掴んでください。

自分と価値観が全く違う相手がいるということを想定しておく

婚活にて、お相手の言動や行動に憤ったり、お見合いが「辛い」「しんどい」と言う会員はとても多いです。年齢を重ねてくると、ある程度似た価値観を共有する特定のコミュニティで生活する時間が長くなります。私も大学卒業以降、エンジニアとして組織やコミュニティに所属し、長い時間が経過しており、まわりにいる人達との同質性の高さを感じます。

婚活では、自分のまわりにいる人達とは異なる出会いになることのほうが多く、お相手の人生観も常識も違うことが、憤り、辛さ、しんどさに繋がっているのではないかと考えています。

憤り、辛さ、しんどさを感じたなら、それは自分のまわりにいない人達と出会っているということです。このような出会いの場であるということを想定しておければ、一喜一憂することなく婚活を続けていけると考えています。

婚活への熱量が高すぎると自滅する

『「そこにいる人達はみんな結婚への意識が高い」「結婚したいという熱量をみんな持っている」「結婚相談所の仕組みのなかで、どのように立ち回る必要があるのか意識できている人達の集りだ」…だって結婚相談所なのだから』と思っている会員は結構います。そういった会員は、実際に婚活してみて面を食らっています。マリッジピアの会員の中には、この事実が受け入れられず、お見合いや仮交際でのお相手の結婚の意識や熱量の低さを感じる言動や行動が引っ掛かってしまい、「なんでこんな人が婚活しているのか」「そんな気持ちで仮交際のデートを何度も継続しないで欲しい」と憤り続け、憤り続けたストレスからか心身に不調をきたし、退会していきました。

「自分と同じモチベーションで婚活しているお相手は一人もいない」と思っていたほうが、お相手の言動や行動に一喜一憂せず婚活を続けていけると考えています。

申込によるお見合いは、ほぼ成立しないと思っておく

お見合いを申し込んで、お見合いが成立する率は、大手結婚相談所の集計結果によると6パーセントです。マリッジピアから成婚退会した会員を見ても、250人にお見合いを申し込み、お見合いが成立したのは10人で、パーセンテージにすると4パーセントです。会員は、お見合いが成立しないことに気をもみがちですが、お見合いが成立するほうが稀です。お見合いが成立しないのは、そういうものだというだけです。お見合いが成立しない理由に連続して同じ内容が続かない限りは、あなたが原因である可能性は低く、お見合いはほぼ成立しないと思っておいたほうが気は楽です。

自分の年齢からマイナス3歳以上のお相手にお見合いを申し込んでも、お見合いが成立する可能性は限りなく低い思っておく

男性会員の話です。自分の年齢からプラスマイナス3歳くらいが、お見合いの成立するレンジと業界的には言われています。マリッジピアにて成婚退会した会員を例にすると、37歳男性エンジニアが、250件のお見合い申込で、10件お見合いが成立し、そのうちの2件がマイナス3歳以上のお相手でした。自分の年齢からマイナス3歳以上のお相手にお見合いを申し込むことを止めはしませんが、これらの結果からも、お見合いが成立する可能性は限りなく低いと思っておいたほうがよいです。

私が30歳で婚活していたときに、私へのお見合いの申し受けで感じたのは、私は32歳くらいまでのお相手とお見合いが成立しているため、それ以上の年齢のお相手からのお見合いの申し受けを受ける理由がないという感覚でした。例えば、37歳男性会員が32歳女性にお見合いを申し込んだときに、おそらくお相手は34歳くらいまでとお見合いが成立していて、同じような心境ではないかと考えています。マリッジピアの会員だと、年収2000万円以上の33歳男性エンジニアは、25歳の女性とお見合いが成立していました。このことからマイナス3歳の壁を超えるためには、壁を超えるための何かが必要だと感じています。

お見合い前に相手のプロフィールに目を通し、どのような会話をするのかシミュレーションしておく

転職活動で興味のあるボジションに応募するとき、面接を受けるとき、ネット上にある記事や技術ブログ、企業のサイトなどからそのポジションについての情報を調べ、志望動機を書いたり、面接でどのように受け答えるかをシミュレーションしているはずです。婚活も例外ではありません。お見合いする相手の情報を事前にプロフィールとして知ることができます。相手のプロフィールを読み込み、どのような話をして、お見合いの1時間を楽しく過ごしたいかをシミュレーションしておきましょう。ほぼ成立することのない貴重なお見合いの機会を、その場の瞬発力だけで乗り切ろうとするのはあまりにも勿体無いです。

お見合い後は、仲人に交際希望の有無の連絡を1時間以内にする

仲人が交際希望の有無をシステムに登録します。すぐに登録したほうが、お相手からの結果がくるのも早いです。交際希望の有無は、お見合い終了後すぐにでも仲人に伝えてください。

また「せっかくだから」という気持で交際を希望し、成立した仮交際でうまくいった例を仲人は見たことがありません。交際を希望するか悩むようなお相手は「交際を希望しない」でよいです。私はお見合いで「今日はありがとうございました」とお別れする時点で交際の有無を決めていました。

プロフィール写真は笑顔が必須

無表情の写真をプロフィール写真に掲載し「写真の印象」という理由でお見合いを何件も断られていた会員がいました。すぐに笑顔の写真に差し替えてもらい、以降は「写真の印象」という理由でお見合いを断わられるようなことは無くなり、お見合いも成立するようになりました。プロフィール写真は笑顔が必須です。私もスタジオのカメラマンさんが笑顔を引き出してくれたおかげで、お見合いを申し込んでもらえたと感じています。自分の自然な笑顔を引き出してくれるスタジオでプロフィール写真は撮影しましょう。

提携しているわけではないですが、関東のお見合い写真スタジオとして有名な フォトスタジオ『iLuce』 を紹介しておきます。マリッジピアの会員から聞いた話では、予約の電話時に「どこからの紹介ですか」と聞かれるので「日本仲人連盟からの紹介です」と答えると割り引いてもらえるらしいです。マリッジピアでも利用している会員がおり、ホームページに掲載されているサンプルのように素敵な笑顔を引き出してくれるスタジオだと感じています。

仮交際が成立しなかった理由から自分にフィードバックできる内容はほぼない

会員は、お見合いして交際を希望したが成立しなかったときに、その理由をフィードバックして次回に生かそうと思いがちです。結婚相談所のシステムでは、直接お相手の声が自分に届くわけではなく、お相手の仲人を経由して交際が成立しなかった理由が送られてきます。そのため、お相手の声が100パーセント素通しされることはなく、仲人のフィルターがかかっての理由しか送られてきません。会員の言動や行動にフィードバックできるような明確な理由が送られてきたことは、いまのところ無いです。会員が無礼な発言や行動をしていない限りは、お相手からの「なんか違った」という内容が「価値観」というような仲人のフィルターに変換されて送られてくるなと感じています。

確定的に直ししたほうがよいような情報がある場合は、私からフィードバックできますが、仮交際が成立しなかった理由としてあまり有益な情報が出てこなかった場合は、会員の視点で、次回のお見合いにフィードバックできそうな情報はありそうかを振り返るしかありません。

仮交際が終了する理由から自分にフィードバックできる内容もほぼない

お相手からの仮交際終了の連絡がくるときも、直接お相手の声が届くわけではなく、お相手の仲人を経由して仮交際終了の理由が送られてきます。こちらも仲人のフィルターがかかっており、会員の言動や行動にフィードバックできるような理由が送られてきたことは、いまのところ無いです。やはりこちらも会員が無礼な発言や行動をしていない限りは、お相手からの「なんか違った」という内容が「価値観」というような仲人のフィルターに変換されて送られてくるだけだと感じています。

確定的に直ししたほうがよいような情報がある場合は、私からフィードバックできますが、仮交際終了の理由としてあまり有益な情報が出てこなかった場合は、会員の視点で、これからの仮交際にフィードバックできそうな情報はありそうかを振り返るしかありません。

終わったお相手とのことを引きずるのではなく、いま目の前にあるお相手と真摯に向き合う

いつまでも仮交際終了したお相手の話を続ける会員がいました。現在進行系の仮交際がいくつかあったのですが、明らかに身が入っていない状態でした。そのまま身が入らず、残りの仮交際も終了していき、その会員は退会していきました。終った出会いを引きずるのではなく、いま目の前にあるお相手との出会いを大事にしていたら結果は違ったかもしれないなと感じています。

残念ならが、交際終了したお相手とは二度と会うことはありません。いま目の前にあるお相手との出会いを大事にしていただきたいです。

真剣交際に進めている仮交際にはスピード感と勢いがある

マリッジピアの会員、私の友人、知り合い、私を含め、仮交際が成立してから一ヶ月以内に4回以上会っていて、ほぼ毎日やりとりが続くようなお相手と、真剣交際に進んでいるという仮交際時の共通点があります。いまのところ私の観測範囲では、例外はありません。自分の会いたいという気持に対して、お相手が応えてくれるのであれば、遠慮せずにデートの予定を押さえましょう。スピード感と勢いのある仮交際は、お相手との距離を縮めやすいと考えています。逆に言うと、一ヶ月に1回くらいしか会わなかったり、連絡がとれなくなることが多い仮交際は、「せっかくだし」「勿体無い」と思わずに交際終了していき、会うことに積極的なお相手との出会いに注力しましょう。

真剣交際を意識したら仲人に一報入れる

仮交際中のお相手と良いペースでデートと連絡が続いているマリッジピアの会員がいました。真剣交際に進めると考えたのか会員は、仲人へ一報もなく、お相手に真剣交際を伝えた結果、お相手が尻込みして交際終了となってしまい、会員は、失意のなか退会していきました。仲人はお飾りではありません。真剣交際を意識したタイミングで仲人に一報もらえれば、お相手の仲人に真剣交際を考えている旨を伝え、お相手の気持ちをお相手の仲人から確認でき、確実なタイミングで真剣交際を伝えられるよう段取りできたはずです。真剣交際を意識したら早い段階で仲人に一報ください。

仮交際中のデート報告の記録をつける

会員には、お見合い、仮交際、真剣交際それぞれのフェーズにて記録を付けてもらうようお願いしています。真剣交際に失敗し、失意のまま退会していった会員は、仮交際中のデートの記録も付けておらず、報告もなかったため、仲人側としても事後報告にて状況を把握する結果となってしまいました。

自分でガンガン進めたいので、記録を付けることや仲人への報告はしないという行動を咎めるつもりはないです。だたし、仲人が状況を把握できなかったことによって会員が不幸な結果を得ることは起こりえるため、記録を付けることや仲人への報告はしておいたほうがよいです。

仲人への不満を溜め込まない

仲人に対して「してくれると思った」というような発言をする会員がそこそこいます。仲人はエスパーではありません。記録を付けた内容に対してフィードバックが欲しかったり、お見合いが成立しないので、次にとれるアクションとしてどのようなことが考えられるのかフォローが欲しかったりと、気になっていることがあれば、会員からの声掛けを期待しています。